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写真をあまり撮らない私がコミュニケーションカメラ "DMC-CM10"を買ってみた感想

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私は普段写真をあまり撮りません。メモ代わりの記録として撮ることはよくありますが、純粋に写真として残すために撮る枚数は一週間に0〜数枚程度です。

もちろん遠出をしたり、何かイベントのあった際には枚数はかなり増えますが、普段の日常で写真を残すことは少ないほうだと思います。

 

しかし、たまに写真を撮る時にはやはり良い画質で残すに越したことはありません。

今まではiPhone 6sより画質の良いカメラを持っていないので、ほとんどの写真はiPhoneで撮っていましたが、あとから見返すと「もう少し綺麗に撮れたらな…」と思うことが多々ありました。

 

「良いカメラ欲しいなぁ」という思いは心の片隅に常にあったものの、「写真あまりとらないしなぁ」「一眼とか買ってもそんなに気合入れて写真撮ることないし、結局使わなさそうだなぁ」というネガティブな思いも強かったので、なかなか購入には踏み切れませんでした。

 

良いカメラを買っても常に身につけて歩くというのは現実的ではないので、「写真を撮ろう!」と思ってあらかじめ準備をしている時にしか使うことができません。それに対してiPhoneは常に持ち歩いているので、急に写真を撮りたくなってもすぐに対応できます。

Panasonicのコミュニケーションカメラ "DMC-CM10"

やっぱり気軽に写真を撮るならiPhoneが一番と考えていた私ですが、ある日インターネットでこんな商品を見つけました。

簡単に言うなら、「スマホ機能が付いた高級コンデジ」です。

高級コンデジとしてのカメラ性能を持ちながらも、OSにAndroidを搭載しているので普通のスマホとしても使うことができるという製品です。

 

これなら気軽に写真を撮りたい私に合っているかもと思い、早速購入してみました。完全なる衝動買いです。

実は2世代目のコミュニケーションカメラ

この製品はカメラとスマホが一体化した「コミュニケーションカメラ」とカテゴライズされていますが、実はこのLUMIX CM10の前身としてLUMIX CM1という機種が存在します。こちらのマイナーチェンジ版がCM10のようです。

CM10には通話機能はついておりませんが、CM1は普通のスマホのように電話番号での通話もできたとか。

 

ストラップホールがある」「値段が安い」という二つの理由で今回はCM10の方を購入しました。

 

実際に使ってみた

大きさ・重さはスマホと言えるぎりぎりのライン

分かっていることですが、やはり普通のスマホというイメージから考えると、かなりゴツくて重いです。

背面のレンズの出っ張り具合は他のスマホにはまずありませんし、 重さもスマホとしては最上位レベルの203gです。

手に持った感覚として普通のスマホだなと思えるギリギリの大きさ・重さであるように感じます。

 

撮った写真の利用のしやすさは圧倒的

Androidなので当たり前ではありますが、普通のスマホでできることは全て可能です。 

撮った写真をそのままLINEで送ったり、自動でGoogleフォトにアップロードしたり、加工アプリを使ったりすることができます。

この利便性は他のどんな一眼やコンデジに比べても圧倒的に良いと言えるでしょう。

今はwifi機能搭載のSDカードなどを利用してどんなカメラからでもスマホに写真を送ることができるようにはなっていますが、このカメラは一旦スマホを挟むことすらなく普段利用しているサービスを直接利用できます。

Panasonicの専用データ通信が使える

当然写真を共有したりアップロードしたりするにはインターネット回線が必要になります。スマホテザリングなどで利用することもできますが、このDMC-CM10はSIMフリーなので格安SIMなどを挿入して使用することが可能です。

データ通信専用SIMを新たに契約してもいいのですが、PanasonicMVNOであるWonderlinkよりDMC-CM1/CM10専用プランが用意されています。

 

LUMIX CMシリーズ専用 Wonderlink LTE L(エル)シリーズ|料金・プラン・お申し込み|パナソニックの通信サービス Wonderlink|パナソニック公式通販サイト

 

料金は月3GBのプランで1,480円、5GBのプランで1,980円と、安価なモバイルデータ通信が数多く出回っている最近の基準では特別安いというわけではありません。

 

しかし、この専用プランの最大のメリットは、容量超過後も上りは速度制限がかからないことです。

つまり、3GBないし5GBの月間容量を使い切ると下りは256kbpsに制限されますが、上りは変わらずに高速通信が利用できるということ。

これは写真の管理をオンラインで行なっている人にとってはとても大きなメリットとなります。

普通であれば1日写真を撮ったあとに家のWiFi環境でまとめてアップロードをしますが、上り無制限のこのカメラであれば撮りながら随時自動アップロードをすることが可能です。ここでもまた一つの手間を節約できます。

ただ、上りは制限されないとはいえ、月間容量のカウントには含まれてしまうのが玉にキズ。つまり、上りで3or5GB使い切ると下りは制限がかかってしまうということ

上り通信はカウントも対象外になれば一切の迷いなく存分にアップロードをすることができるのですが、下りに制限がかかることを考えるとなかなか遠慮してしまいます。

改善してほしい点

バッテリーの持ちが良くない

朝はiPhoneとCM10を両方100%充電して家を出ても、夕方になるとCM10の方がバッテリーを消費していることが多いです(自動アップロードをしていなくても)。メインのスマホより操作している時間はかなり少ないことを考えると、2日くらいはバッテリーが持続してほしいものです。

ディスプレイ周り

 

まず明るさに関して。輝度を最大にしても、日中の屋外でディスプレイを見ると暗く感じます。もうすこし最大輝度が高ければより見やすいかと。

 

また、光センサーによる輝度の自動調整機能がついているのですが、スゥーっとなめらかに明るさが変わっていくのではなくカカカカカっと小刻みなチラつきを感じます。

 

あとは画面の強度についてですが、普通のスマホと同じようにそのままバッグにいれたりしていると画面に細かいキズが目立ってきます。デジカメであればそこまで気にならないかもしれないですが、この製品は画面が大きい分細かいキズが気になってしまいますね。

 

スピーカーの音質がとても悪い

音質にはまったく期待はしていませんでしたが、それにしてもスピーカーの音質が悪いです。通知音や着信音ですら音に歪みが感じられます。

こういう細かいところの作り込みの甘さが目立つと他の部分のクオリティに関しても不安になってしまいますね。

 

スマホ感覚で気軽に高画質な写真を撮りたい人には最適な商品

いろいろ細かい不満点はありますが、これほど写真を手軽に、そして自由に扱えるデジカメは他にありません

だからこそ、このコミュニケーションカメラというジャンルを決してこの機種で終わりにはせず、新しい製品に繋げていってほしいと感じます。

一般ユーザーのほとんどが「写真はスマホで十分」と思っているなか、再びデジカメの市場をライトユーザーに広げていく可能性をこの製品は持っていると感じました。

 

個人的にこれからのPanasonicの後継製品に大きく期待しています!